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曲がったキュウリ。



昨日はご近所の規格外そら豆を大量にいただいた話を書きました。


ホクホクとそら豆をほおばっているところへキュウリを作っている方からこれまた大量のおすそわけ。


朝収穫したのだけれど曲がっていたり傷がついて出荷できなかったもので、自宅ではもう消費しきれないのでどうぞ〜って。


穫れたてだからほーんと美味しくて、洗ってそのままポリポリポリポリたべちゃうほどなのに、これが出荷できないの? って感じ。


農協に出す分は、MとかLとか規格ごとに形と大きさの揃ったものを定量詰めなければならないのだそう。


形が不揃いとはいえ、これほど大量にあるなら直売所やスーパーの生産者直販コーナーで安く売ってくれればいいのに..と消費者としては思いますよね。


でも、大小バラバラでJやUの字に曲がったものばかりだと袋詰めにも結構手間がかかるし、持ち込みや売れ残りを引き取る手間などを考えるとねえ..と言っていました。





きちんと形や大きさが揃ったものしか出荷しないというのは、消費者が形の綺麗なものを好むとい理由だけではなく流通の効率という面も大きいようです。


袋詰めの手間もそうですし、トラックで運ぶにもできるだけ隙間なく箱に詰めてあった方が一度に大量に運べるわけですからね。


『流通に都合がよい』ことが重要視されるのは生産地と消費地が離れているせいなのでしょうね。


私の住む茨城でも、熊本からやってくるトマト、高知のピーマンやナス、ジャガイモやタマネギは北海道というように何千キロも離れたところからやってきた農産物が当たり前に並んでいます。


茨城は農業県なのでたいていの野菜が地元で作られていますが、その土地の旬というものがありますから通年店頭に並べるには遠くの産地のものになるわけです。


たしかに近所のスーパーの地域の生産者さんのコーナーには、夏ならキュウリばかり冬には大根ばかりが並びます。冬にキュウリとかトマトが欲しかったら遠くからやってきたものを買うしかないのよね。しかも収穫から時間が経ってしまっているから味もよくないし。


無駄なシステムだとは思うけれど、これが資本主義経済というもの。日本どころか海外まで輸出されるご時世ですからねえ。


って自分もコストコで輸入の果物とか大量に買ってるし、そもそもバナナとかパイナップルとかみんな輸入品だものね..。





…にしても、規格に合わない野菜は流通できないってもったいないなあ。


このところの燃料費や包装材の値上がりを見ると、キュウリ1本が大消費地に届くまでのコストも相当なものだよね。


地産地消なら流通のコストが低い上に規格外で無駄になってしまうこともないのになあ、しかも鮮度バツグンで超美味しいんだよ。


値上げに悲鳴をあげているばかりでなく、その商品や製品がどうやって自分の手に届いているのか、どうすれば生産者も消費者もハッピーになれるのかをちゃんと考えないといかんなあと自省。




本日は形が不揃いでも新鮮で美味しいそら豆やキュウリを食べながら農業生産物の流通に思いを馳せちゃったお話でした。



近頃はコロナ禍で外出の機会が減ったせいなのか家庭菜園を楽しむ方がすごく増えている印象、これぞ究極の地産地消(^^)v。


自分で作るところまではいかなくとも、せめて半径数キロ圏内で生産者と消費者がつながるとうれしいよねえ。





ザクザク輪切りにしてきゅうりのキューちゃん風漬物にしているところ。これなら曲がっていようがサイズバラバラだろうが何でもござれだからね。





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