なななーんと、裏庭にポイっとしてあった野菜クズからこんな立派なジャガイモが収穫できました。
野菜クズを捨てるのに長いこと利用しているコンポストが満タンになってしまったので、昨年末あたりから裏庭に直接穴を掘って捨てていたんですよ。
ポイッと捨てたら隣をシャベルでホジホジして土をかけておき、翌日は前日ホジホジした穴にポイ、さらに隣をホジホジして土をかけ、翌日はまた隣へ…の繰り返し。
コンポストの周囲をぐるっと一周する頃には野菜クズはすっかり土に帰っていて、掘ると立派なミミズが出てきてホックホクの土になっています。
気がつけば、そんな場所からすくすく育つ植物が…。季節の見慣れた雑草とは明らかに違うのでしばらく様子を見ていたところ、どうやらジャガイモの葉っぱ。
そのうち雑草に負けて枯れちゃうかも..とあまり期待もせず放っていたのだけど、すくすく育ち続け花まで咲かしてくれました。
昨日、地上部が枯れた株を試しにちょいと掘って見たら写真のような商品レベルの大きさが2個。ミニサイズが3〜4個収穫できました。ぶどうの粒ほどのミニミニミサイズも捨てられず全員ふかしてポテトサラダにしたわよ〜。
ジャガイモ君は野菜クズに混ざっているようなちょこっとの芽でも環境が揃えば育つのだそうです。
多分、私が調理の際に「うわ、芽が出ちゃったよ」とほじりとって捨てたもののうち、季節がちょうどよくて上にかけた土の量も偶然適切だったものが冬を越して収穫できるほどに育ってくれたのでしょう。
きちんと栽培するには売っている種芋から育てた方が確実なのでしょうが、タイミングさえ合えばこんなこともあるんだね。植物の生命力と自然の恵みの神秘にちょっと感動です。
残りの数株は収穫にはまだ少しだけ早そう。周りの雑草やこれまた捨てたタネから狂暴な勢いで育っているカボチャのツルをヨッコラセと取り除いて見守り中。
ちなみにこのカボチャの方は咲く花咲く花全部雄花。不思議に思って調べてみたら、土壌の栄養が良すぎると雌花がつかないらしい。
これでは結実しないので雑草扱いです。
ひょっとしてカボチャが豊作!? と少しばかり期待したのに残念〜。
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