「お金がない」と「貧乏」。子どもに伝えてきたこと。



唐突ですが、「金はなくともビンボー臭くなるな!」 が我が家の合言葉。


この「ビンボー臭いこと」というのは、ひとことで説明するのはちょっと難しいのだけれど、お金をたくさん持っているかどうかは関係ないの。


例えば、定額食べ放題のお店で「モトとるぞー!」っててんこ盛り持ってきておきながら食べきれずに残して帰るとか、オマケ欲しさにそれほど欲しくもない本体商品を買うとか、少しでも安いものを買うために時間とガソリン代をかけて遠くの店に行くとか..。


ひとそれぞれ考え方が違うと思うのですが、我が家ではこういう行為は「ビンボー臭いからやめよう〜」ってなります。


繰り返しますが、お金持ちかどうかは関係ないの。モノやお金に対して敬意を払おうよってこと。




もちろん我が家だって吹けば飛ぶような自営業者で家計にゆとりなんかあるはずもなく。


子ども達が小さい頃は「うちはビンボーだから〇〇を買えないんだよね」とよく口にしたものです。実際はその金額を出して出せないというわけではなく、親の頑固なポリシーだったりすることも多かったのですが子供はそのように刷り込まれていたようで(笑)。


ちなみに、子どもに何かを買ってあげない時の理由として「お金がないから」と言ったことは一度もないと記憶しているのだけどね。


小学生ぐらいになってお友達のお宅に遊びに行く機会が増えてくると、お友達の家にはあるのに自分の家にはないものがあれこれ目に入るようになるので、自分の家庭との金銭感覚の違いに気がつくんだよね。


欲しいものはなんでも買ってくれる家庭があることや、お小遣い・お年玉の額の違いなんかにも気がついちゃう。


我が家では家具はほぼオットの自作、または有名どころのファニチャーならオークションで安く入手。私はチープなものを気軽に買って傷んだらパッと買い換えるということができない性格なので、自分が納得できる品質のものを買おうとするとそうやすやすとは手が出ないことが多くてね。


子ども達にしたら「うちってお金ないんだな〜」となりますわね。


家族旅行も飛行機や新幹線で観光地へ、ということはなくて親の友人宅に寝袋持参で遊びに行くか森の中でテントキャンプ。長期休み明けのお土産交換は貰うことの方が多く、子どもにしてみたらやっぱり「うちって…」となる。


頂くばかりでも肩身が狭かろうと、途中で立ち寄るSAや道の駅で土産物的お菓子を買って持たせたりもしたけれど、USJやディズニーリゾートのようなキラキラしたものにはならんからね。そもそも暑くて混み合う夏休みやGWに出かけること自体も少なかったので「みんなと同じ」が重要な小・中学生の時期はちょっと可哀想だったかも。


そんな生活ぶりではありましたが、子ども達が「ビンボー」という言葉を使うたびに、「そういう言葉を使うと本当に貧乏神にとりつかれちゃうからね。お金がたくさんないのは事実だけど’ビンボー’っていうのとは違うよ」と毎度毎度釘を刺していました。





「お金がないから買えない」ではなく 「お金ができたら買おうね」

「うわあ、〇〇円もするもの買ったの?」ではなく「値が張るけど良いモノを買えた」

「今月は支払いが多くて残高が心配!(泣)」ではなく「今月は材料費たくさん使ったからうちの売り上げも上がる(来月は収入が増える)ね、やった〜!」

って感じで、お金に関してネガティブな言葉を使わないこともなるべく心がけるように。


毎年恒例だったサバイバル系キャンプもお金のかからないレジャーという側面はもちろんあったけれど、お金を出して他人に楽しませてもらう以外にも楽しいことがあると伝えたかったし、災害で水や電気が止まっても焚き火でご飯を炊けたりささっとトイレを済ますコツを知っているなんてすごいよね〜!って言いながら楽しんだりね。




借金・ローン・クレジットカードについても然り。特段の事情がないのに月々の収入では足りないとか来月のお給料まで欲しいものを我慢できず前借りっていう借金はもちろんNG。


ただ、「借金」とひと口にいっても商売をしていれば設備の導入など借金をしなくてはならない局面はついてまわるもの。商売をしているからには「お金は出さないと入ってこない」と思うようにしているよ。


奨学金を借りて大学へ行くのも将来への投資。無利子や金利の低い奨学金は手元のお金を大きく減らさずに少しずつ払える有利な制度と考えれば良いのだし、嘆いたところで収入も支出も変わらないのなら、自分の心持ちを変えて家族でニコニコしているほうがHappyで健康的。




うまく表現できていないのだけれど、「お金がない」ことと「貧乏」は違うと信じている私。


本当の貧乏神を呼び込まないためには「お金がない..」「また支出、お金が出て行くことばかり(泣)」「どうしてうちは…」という愚痴や、家族への「どうしてこんなもの買ったの(怒)!」と責めてしまう口癖は少しでも減らすが吉。


人もお金も同じだと思うけれど、グジグジ湿っぽいところより明るくて風通しのよいところが好きだなはずだから、良い関係を作りたければ人やお金が近寄りたくなるような環境にしていかねば! と思っとりますYO。





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コメント

  1. guriko より:

    こんばんわ、LEE様。おっしゃっていることすご〜く共感します。
    >例えば、定額食べ放題のお店で「モトとるぞー!」っててんこ盛り持ってきておきながら食べきれずに残して帰るとか、オマケ欲しさにそれほど欲しくもない本体商品を買うとか、少しでも安いものを買うために時間とガソリン代をかけて遠くの店に行くとか..。
    実父がホント上記に書かれているようなことが嫌いで”武士は食わねど〜”ではないけれどそういう行為は”いやしいことだ”と常々言っておりました。
    我が家もLEE家同様、”蛇口をひねると金塊がなぜか出てくるお家”ではないです。(笑)
    今日の話は随所にちりばめられている例え話もとっても良かったし、うんうん、そのとおり!って読ませていただきました。
    ”お金はあるよ。黒田って人に預けてる”と言おうと思いましたぜ。あはは。

    • LEE より:

      おはようございます、グリコ様

      共感していただけて嬉しいわ〜。

      うまく表現できないのだけれど「貧乏」って言葉が嫌いなのかも。その言葉を使うことが心まで貧しくなるような気がするというか..。「ひもじい思いをする」「懐に余裕がない」「生活に困窮」とか、経済的に厳しい状態を指すならもっと他の言い回しをしておくれ、といつも思うのだけれど、この感覚をうまく表現できません。

      ちょどこの件をアップロードしたあとに、グリコ様の「語彙力図鑑」の紹介記事を読みました。
      >「言葉の色数を増やすと色数の多い表現力ができる」
      さすが斎藤先生、いいことおっしゃる。

      お金と言葉の使い方には性格が現れるよね、とも思います。「いやしい」、そうそう! そういう感覚です。グリコ様のお父様カッコイイわ。

      そういえば「カッコワルイ」も「ビンボー臭い」とかなり近い意味で我が家の頻発ワード。世間での使い方とはちょっとずれているかもしれませんが。

      黒田って人に預けたお金、どうなっちゃうんでしょうね。『失敗しちゃった、テヘペロ』ってならないようにお願いしたいものです。