『小麦粉の代わりに米粉を使ってみる』 っていうのにチャレンジしたくて購入してあった製菓・製パン用の米粉。
なんとなくハードル高くて放置してあったのだけれど、図書館の新刊コーナーででこんなレシピ本が目に入ったので借りてきて早速作ってみました。
返却期限があるって、お尻を叩いてもらえるのがありがたいよね〜。
基本的には材料を順番に混ぜていくだけで小麦粉のパンのように捏ねないのね。
最初に少量のもち粉(なければ主材料のうるち米粉でよいとあります)を少量の水をレンチンして餅のようなグリグリ状態にする作業が入っているのが興味深い。
そのあと水全量と砂糖・イーストをシャバシャバとよく混ぜ、最後に粉全量を混ぜ合わせたら型に流し込んで発酵は1回。
随分とあっさりしたもんだね。米粉ってダマにならないないんだなあ。へえ〜。
グルテンを含まないのでヘラでかき混ぜてても全く粘り気が出てこないのよね。
小麦粉のパンではいかにガスを逃がさないようにグルテン膜を作っていくかがキモですから、これで本当に膨らむのかしら?って半信半疑での初作業。
40℃で30分程度の醗酵後、おそるおそる覗いてみると多少は膨らんでいるけれど、レシピ本でいう高さまでは上がらず。
っていうか、ここのbefore・after工程写真がないんだわ。「型の高さの2cmほど下まで」って言われても使っているサイズが違うのでイマイチ比較ができません。
醗酵の見極め方がよくわからないので、とりあえずそのまま焼成してあっという間の出来上がり。
食パン型に生地をジャーって流し込むだけなので、成形や二次醗酵なし。途中生地を休ませたりというお世話も全くないので、簡単といえば本当に簡単。
出来上がりもなんとかパンらしい姿にはなりました。ちゃんとスポンジ状にはなっていて食感はもっちり。ちょっとお餅のような風味。
オットは「なかなかおいしいじゃん」と言ってくれたけれど、ムスメが給食で美味しかったという米粉パンとは程遠いようです。
粉がまだ残っているのでもう1回はチャレンジしてみます。ドライフルーツの入ったパウンドケーキも作るとちょうど500gの粉が使いきれる計算なので、粉を使い切ったところで次があるかどうか再検討。
まあ、あまり良い印象の出来上がりではなかったというわけなのですが、もしかしたら使用した米粉の品種が良くなかったのかなあ。
レシピ本によれば、米粉の品種が「ミズホチカラ」というところが結構ポイントらしいのね。今回スーパーで購入した粉には「お菓子、パンに」とはあるけれど品種は記載なし。
本で紹介されている富澤商店の米粉で作ってみるともっと美味しくできるのかも..ですね。
レビューの良いこちらの本を試し読みしたところ、パンを上手に作るには米の品種と製粉方法が大事とあります。
駅ビル内の富澤さんが地元百貨店に移転という話、なんと本日オープンするようなので出かけたついでに購入してこようかと思案中。
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