映画の紹介を見て興味が湧いたので原作を読んでみた。
お話のキモとなる人間関係がちょっと複雑で頭の中が大混乱。途中なんども頭を整理しつつゴールまでたどり着いたよ。
社会の中で「人」の存在って何によって定義されるのかしらね。法治国家では当たり前とされる戸籍だけが頼り? 本人だけが知っている過去の記憶を共有する人がいなければ、その存在って霧のようなものなのかも。
主人公の発する「存在の不安」という言葉について考えていたら寒気を感じて、ちょっと読むのやめたくなったりしつつもなんとか読了。
頑張って最後まで読んではみたものの、読み応えというかお話の深みとしてはイマイチだったのがちょっと残念でした。
YAコーナーに並んでいる『14歳の世渡り術』シリーズから。私には難易度的にちょうどよくてよく手に取ります(笑)。
たくさんの単語をただ暗記するのなく、格納した言葉たちを紐づけて上手に取り出すことが『語彙力』。
漢字の意味をもとにその単語の成り立ちに分解してみたり、和語⇄漢語の行ったり来たりを意識してみたり、オノマトペを意識して言葉に対する感覚を養ったりが大事なのね。
国語の教科書に出てくるような古い名作なんかをたま〜に読むと、使われている言葉がすごく新鮮。この感覚を大切にしながら引き出しにしまっていかねばなあ。
まったく読めないうちに期限がきてしまったわ…。次に予約待ちしている人がいるので貸出延長できずやむなく返却。いずれまた。
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