相変わらずモヤモヤなPTA問題。最近、組織としてのPTAを解散する学校も出ていているとか。英断だね。
家族の暮らしをもっと楽しく、もっと豊かに。多摩信用金庫が運営する、子育て世代のパパ・ママと子どもたちへ向けてかぞくをはぐくむヒント(tips)や情報をお届けするウェブマガジン。
「解散できる」「実行した学校がある」と分かれば、流れに乗るPTAの数は加速度的に増えていきそう。
P連組織から抜けても保護者が学校と関わっていく仕組みはなにかしら必要だとは思うけど、学校によりその後の事情は様々みたいね。
子供が通う学校行事のお手伝いなら参加OKって方は多いと思うの。何が嫌って、P連の動員とか地区組織の当て職とかなのよ。役員分担の公平性とか、まあいろいろありますけどね。そこが民主主義だから。
組織のてっぺんにいる世代の方々には想像できないと思うけど、共働き世帯があたりまえでシングルマザー/ファザーも珍しくないこのご時世に、頭数合わせるだけの行事・会議招集は本当に勘弁してほしい。
そもそもPTAの歴史って、戦後GHQが主導した社会政策(民主化政策)のひとつで女性たちの社会活動の場としての役割も担っていたのではなかったっけ?(うろ覚えでごめんなさい。ソースを見つけている余裕がないので、違っていたらスミマセン)。もしかしたらこのあたりに記載があるかしら?
我が家のこどもたちが小・中学生の頃は外部講師を招いて料理や手芸などの「教養講座」的なものを開催する委員会があったけど、今でもあるのかしら。
上の子が小学生に入学した20年近く前でもかなり時代錯誤感があってとても驚いたのを覚えています。なかなか参加者が集まらず担当委員さん苦労してたっけ。
こどもたちが大きくなってPTA関連はすっかり卒業しましたが、その代わりに地区全体の組織(PTAも子ども会も縦横複雑に関わっているのだけどね)に関わることが増えてきて、抱えている問題の根っこは同じだなあと感じています。
私のスタンスは↓こちらで書いています。今も考えはほぼ変わらず。
町内会に限ったことではありませんが、新年度への切り替わりでお役目が終わった方、逆に新たに始まる方、いらっしゃると思います。
役員問題...
喫緊の課題は、世代間の価値観が違いすぎて役員の世代交代が進まないこと。
私が当地に引っ越してきたのがかれこれ20年前で、上の子のPTAがらみで小学校区単位の組織に足を踏み入れてから15年ほどがたちます。
学校で顔見知りのママさんがいらっしゃったおかげで、恐る恐るながら顔を出していたのが、今では「頼めば引き受けてくれる人」認定で雑多なお役目が次から次へと…。
自分の経験を振り返ると、下のお子さんの手が離れた40〜50歳代の人の参加率を少しずつ上げていかなくちゃいかんのだけどねえ。
お姉様・お兄様が頑張ってくれているのはありがたいけれど、さんざん引っ張ったあげくの後継者問題大量発生は困るのよ。
うーん。
むしろビッグバンが起きた方が、新しいやり方に思い切って舵を切ることができるのかなあ。
つなぎ目世代としては、古いやり方も「やむなし」と受け入れてしまうことができる一方で、もう少し軽やかな運営に変えていかないと空中分解しちゃうよ〜、と危惧しています。
いつも応援ありがとうございます。
ポチッとしていただくと更新の励みになります。
↓ 読者登録もぜひ!