ひょんなことから高校生と一緒に数学を勉強するという流れになってしまい、慌てて数Iと数II・Bを復習するハメになっています。
学生時代、とにかく苦労して受験の足かせになってくれたにっくきヤツ。あれから40年も経ったアラカンのおばちゃんが再び正面から向き合うことになるとは…。
こんなときはNHKの高校講座に頼ります。
高校生の「学び」をサポートする「NHK高校講座」。放送日程や各回の内容、学習に役立つ資料・映像、音声などをストリーミング配信しています。
学校に行かなくても十分学習できると思えるほどよーく練られた自学教材。むしろ教えベタな先生に習うよりずっとわかりやすいと思う私のイチオシ。
受信料がこういうところに使われていると思えば喜んでお支払いします。ホントありがたいわ〜公共放送。
動画、またはテキスト&静止画が選べて、私は後者の方が好み。(数IIは動画のみなのがちょっと残念。)
ワークブック的な資料PDFも用意されていて、プリントアウトしておけば授業を受けながら一緒に例題を解いたりメモを取ったりできるようになっていて至れり尽くせり。
学び直しの場合は「わざわざ動画解説を見るほどでもないなあ」って分野もあると思うので(忙しい大人は時間が拘束されるのもつらいしね。)こちらを自学して、わからないところだけ授業部分に頼るのもあり。
ってわけで、この授業ラインナップの中から数学Iと数学IIにザザザーっと目を通しています。
数Iは中学数学の延長的なものが多いのでなんとかイメージが掴みやすいのですが、自分では割と好きだった記憶のある数IIが意外にも手強い。
どこまでチャプターを戻ればその解説が?ってことが多くて、画面をあっちこっち行き来するのが面倒になってきます。
こうなると紙の参考書が欲しい!。
本屋に参考書を買いに走ろうかとも思ったのですが、とりあえず図書館にあるものから..と慌ててOPAC検索し数冊入手。
これ、ざーっと俯瞰するのにはかなり良い1冊でした。Amazonレビューでもなかなか高評価を受けています。
解説が丁寧なのと、式を変形していく過程を省略せず徹底的に1ステップずつ書いてあるので「なぜ、ここでこうなった?」ということがないの。
教科書レベルの基本がしっかりわかりやすく書いてあるし、用語にはふりがなまで振ってあるという親切さ。索引も親切なつくりです。
新年度が不安な新高1生の予習や、数学に苦手意識を持つ大人が学び直しのスタートに使うには良い1冊だと感じました。
↑の本のレビューに「数II」の出版を求める声があり、私も「確かに〜!」と感じていたところ、つい先日出版されていたようです。図書館には置いていないので自腹で購入しようかと。
ちなみに、このシリーズ中学生の数学バージョンもかなり高評価。数学に苦手意識がある高校生なら一旦ここまで戻ってザーッと復習してみるのも良さそう。
分野別の理解のために、三角関数と微積の解説本も借りてきたよ。
どちらもちょっと物語風味でその分野の背景を数式入りで説明。古めの本だけど、受験や学校でのテスト対策を意識しないのならばこういう本でじっくり勉強する方がかえってよいのかも。急がば回れ。
現役時代は「いかに問題を正確に解くか」ってことに意識が行きがちで、公式や定理をたくさん暗記して解法パターンをたくさん身につけることばかり考えていたので苦しかったけど、実生活の現象に思いを馳せながらゆっくり理解するというのは大人ならではの醍醐味だなあとしみじみしています。
追い追い定番の「チャート式」を入手しようかと思っています。青チャートまでは必要が無いと思うけど、白か黄かでちょっと悩み中。書店で実際に見比べて決めようっと。
図書館ボランティアの謝礼でいただいた図書カードがかなり溜まっているので、今年の春は数学の参考書に使わせていただくわ。
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