田舎の自営業主婦、5〜6月は地域のいろいろな団体で総会・研修・顔あわせなどがてんこ盛り。
コロナ禍では開催自体が急遽なくなったり、「書面開催」なるものが開かれたりでやり過ごしていた様々な集まりごとが、数年ぶりに一斉に花開いているといった印象。
市全体での大きな会のあとに、地域の面々だけで今年の活動の相談を兼ねてお茶して帰りましょうって流れになることが多いです。
そんな中で気がついたのは、私より10歳くらい年上のお姉様方の中でも連絡ツールやスケジュール管理をスマホで使いこなし、キャッシュレス・セルフレジなどもどんどんチャレンジする方とそうでない方にはっきりと分かれていること。
田舎の集まりごとですから年齢層は高め。メインの年齢層は60〜70代で流石に80代はいないかなあ…っていうグループ。かろうじて50代にぶら下がっている私が一番若いというね…。
そんなお茶会の席で、ニューフェイスの私にリーダーの方(70代)が「固定電話より携帯電話のほうが連絡取りやすいわよね、番号教えてくださる?」とおっしゃるので、「もちろんです、もしLINEが良かったらそちらでも」と答えると「あら!ならLINEの方がいいわ」ですって。
「ともだち追加」ってめったにやらないのでスムーズにとはいきませんでしたが、それでもサクサクとスマホいじり回し最後はお茶目なスタンプを送ってくださったよ。ほえ〜。
お向かいに座った方も、キャッシュレス決済やセルフレジ情報に詳しくてそこから社会・経済の動きに目の向いた発言をなさっていて印象的でした。
一方大半の方は「年寄りにはついていけん。なんでもスマホだのセルフだのでやんなっちゃうなあ」とハナっから放棄。今後もそんなの使う気がしないって豪語。
同世代なのにこの差は…と驚いちゃった。
時代についていく派は話題のチョイスも前向きなことばかりだし、相談事の進め具合も合理的かつ建設的。なにより表情や声色が生き生きしていてこちらまで元気になっちゃう。
一方アンチ派は愚痴めいた話題やウワサ話的なものが多め。話を合わせているうちに年齢が5歳アップしちゃう感じでしたわよ。
同じ地域に暮らす同世代女性でも、新しいものへの好奇心やチャレンジングな気持ちの有無でこうも老け方(!?)が違うのかと。
世の中に登場する得体の知れない新しいものって、歳をとるにつれて否定的な捉え方になりがちですが、前向きにしがみついていくほうが良さそう〜っと思った次第です。
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