この夏は数学と会計ソフトに向き合う毎日でございます。
いやね、暑くて部屋から出たくないだけなんですけどね。
オットに「バイトのある日しか外に出てないよね、フレイルになってしまわないかと本気で心配するレベル」とまで言われてしまいました。
「女子会でもしてきたら？」だって。言われなくても気候がよくなったら遊びに出かけてきますよ。ふふふ。
で、前回のエントリーにも書いた「クラウド会計」の続きです。
触ってみなくてはわからないので、まずは【マネーフォワード クラウド会計】と【やよいの青色申告オンライン】に登録してみました。
どちらもクレジットカードの登録がいらない、つまり期限が来ても自動で有料プランに切替わらない純粋なお試しプランです。（期限が切れたら使えなくなるけどデータは残っていて、その後有料プランを契約すれば利用可能になる。）
「お試し」とはいえ、入力したデータが相手の懐に入ってしまうので、ダミーのデータを入力しつつ恐る恐るのスタート。
ちなみにクラウド会計大手のfreeを最初っから選択肢から外したのは、消費税対応プランの料金が「やよい」「マネフォ」よりずっとお高かったから。
「やよいの青色（オンライン）」と「マネーフォワード確定申告」をトライアル
結論から言うと、マネフォが気に入りました。
最初から気にはなっていたんだけど、やっぱりユーザーインターフェイス（UI）がいかにも事務系ソフトな「やよい」。
色合い、表の罫線、ボタンのデザインなどなど些細なことなのだけど、その野暮ったさが「クラウドシステム」「ペーパーレスでの作業効率化」という空気感とそぐわないのよね。
ただでさえ億劫な事務作業なんだから少しでも軽い気持ちで取り掛かりたい私にとって、ここがどうにも乗り越えられないデメリットでした。
「帳簿」としてのレイアウトは感覚的にわかりやすくてマネフォよりずっと好印象で、最初のうちは「やよい」に軍配だったのだけどね。
一方、「見た目はオシャレだけど、気取ってて使い勝手が悪いじゃんよ〜！」という第一印象だったマネフォ。
UIがスッキリしすぎていて、見出し文字にフォントサイズや太字で変化をつけたりクリックボタンに色をつけたりというのが全くない最低限に抑えられているんだよね。
ページ全体は白を基調にアクセントカラーは爽やか系のブルー、細身のフォント使いでとっても今風なテイスト。
これはデジタルネイティブでない世代には結構ツライ。
高齢者がスマホやタブレットを使いにくいのもそこに原因があると常々思っていたけど、まさに自分が思いっきり躓きましたよ。
どこから入っていけば自分のやりたいことができるのかが全くつかめず、最初はかなりイライラしました。
でもね、この全体の軽やかでスッキリした見た目の雰囲気がとても良いおかげで、「さわりたい」気持ちにさせてくれるのよ。
ポツポツと触っているうちに慣れてくるもので、だんだん構造が掴めて入力も気持ちよくできるようになってきました。
気がつくと「やよい」には見向きもせず、日常的に行う記帳作業をより具体的にマネフォで試しまくり。
今使っている会計ソフトと同じように勘定科目や補助科目も全て設定して、同じ使い勝手で進められそうだというのが見えてきました。
それどころか、今までは自分なりのコツを駆使してやってきた詳細な検索や入力がラク〜なことに感動すら覚えております。
電帳法で必要になるファイルとのひも付けなどもワンクリックだし、「摘要」の他にタグやメモをつけられるのも嬉しい。
そうなってくると気分はすっかり移行モード。
今年分の仕訳リアルデータを全部マネフォにインポートして両方の帳簿を比較してみようかという気持ちになったのでした。
現行会計ソフトからマネフォに仕訳を引越すも頻発するエラーに泣く
まずは今使っているソフトから仕訳をCSV形式でエクスポート。
エクスポートしたCSVファイルをExcelで開いてマネフォのインポート用雛形に各列コピペ。
マネフォの勘定科目設定がよくわかっていないこともあり、勘定科目と補助科目の階層がうまく合うようにcsvファイルを修正するのにかなり手間取りました。
ようやくマネフォにインポートしてみてもエラーが出たり勘定科目の対応がうまくできなかったりと一筋縄ではいきません。
スムーズに数十行入ったと思ったらストップ。次の数行やってはストップ。
何十回とエラーチェックをしていくうちに、エラーを起こす行の特徴が絞られてきてようやく原因を突き止めましたよよよよ。
なんと、ある補助科目のセルに改行が入っていたという…orz。まさか、まさかの原因でガックシですわ。こんなことが原因になるとは思いもしていなかったよ。割と頻繁に使う費目だったので100行分くらい。
その原因を突き止めた頃には力技で9割方作業は終わってしまっていたのが悔しいけど、最後の最後に一気にインポートできてスカッと解決。
まあ、とにもかくにも全ての仕訳がインポートするところまではたどり着きました。
もう「やよい」でもためしてみる元気はないので、移行するならマネフォかな…というのが現状。
続きはまた。
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