高校生と一緒に数学を勉強することになって1年が経過しました。
ひょんなことから高校生と一緒に数学を勉強するという流れになってしまい、慌てて数Iと数II・Bを復習するハメになっています。
学生時代...
「家庭学習をちょっとみてあげる程度で良いから」という甘い言葉を信じて引き受けたのに、蓋をあけてみたら数3Cの内容に直面。
さらに2学期からは中3生(高校受験組)も仲間入り。
生徒さんたちはみな優秀で教え方に頭を悩ますことはなかったものの、自分の力が足りなさすぎて毎回毎回冷や汗かきまくり。
ようやく数3レベルからは解放されましたが、新中1生の対応が始まることになり別の意味でドキドキしています。
中1数学といえば、算数時代と見た目は似ているのに中身の考え方がガラリと変身するような部分。
「そういうものなのね」と流れに身を任せられるとよいのですが、妙に引っかかってしまう子っているからね。真面目に小学校時代を過ごしてきたタイプの子が意外とこのワナにはまりやすいような気がしています。
高校生だと当たり前に「道具」として使っているようなことも、その道具の成り立ちや使い方を中学校でどのように習うのかなんてとっくに忘れちゃってるワタシ。
それはちょっとまずいだろうと遅ればせながら気づきました。
こんなときは、参考書よりまずは学校教科書を。
県内市町村で採用している教科書は全て県教育委員会のwebサイトで開示されているので、該当のものを図書館で借りてきました。
久しぶりにまじまじと読んでみたけれど、ほんっと隅から隅までよく練られていて、言葉の使い方も細かいところまで気遣いされていて感動すら覚えたよ。
自分のが中学生だった40年以上前はともかく、ムスメたちが中学生だった頃もこんな風だったのかしらね。
塾の教材や受験参考書とは違うんだなあと改めて感じました。当たり前なんだけどね。
こんな素晴らしい教材が無償で与えられている日本のこどもたち、幸せだわ。
そして、地元自治体の採択教科書だけでなく他の出版社も全て取り揃えてある図書館。本当にありがたいことだね。
塾では塾用の教材を生徒さんに購入してもらうのだけれど、教える側としては学校の教科書を持っているに越したことはないですからね、ネットで買えるのか調べてみました。
扱っているのはAmazonのみ。しかも販売元・出荷元ともにマーケットプレイスの販売店さんで、楽天ブックス、紀伊国屋web、hontoなどのオンライン書店では扱っていませんでした。
書籍流通界のルール?仁義?があるのでしょうかね。
とりあえずAmazonで手に入るなら買ってしまおうかと思ったのだけれど…。
念のため県の教科書供給会社webサイトで価格表をチェックしてみたら、定価はなんと642円!。
一般人もこの価格で入手できるのかどうかわかりませんが、近所にも取り扱い書店があるので問い合わせてみることにします。
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