育児・介護から手の離れた、しかも心身がそこそこ健康..という3拍子が揃うアラカン世代にふりかかる「地域のお役目問題」
いつもお邪魔しているグリコ様のブログにタイムリーなお話が!
先々週はそれなりに予定が入り、人間ドックに行ったり、友人と会食をしたり、お茶のお稽古があったりと、大人の時間を満喫しておりました。そんな中、朝から突撃一本釣りをされ、観念したグリコです。(滝汗)
このブログでも時々毒吐きしていますが、私も小学校の充て職で顔を出したのがキッカケでお役目の沼にハマり出しました。
平日在宅の自営業妻、子どもは手を離れている上に高齢者が同居していない…という絶好の50代、誘われないわけがないのだよ。
こういう組織って、国→県→市町村→中学校区→小学校区→町内会→向こう三軒両隣、という壮大な組織絵巻になっていることが多いです。
末端組織の「その他大勢」的メンバーでいる分には平穏なのだけど、その中で「長」のつく立場になるとひとつ上のレベルのお役目にも出て行くことになり、途端に時間・体力・精神力が奪われます。
自分が住んでいる地域や子どもたちの環境に自分が直接関わることならなんとか頑張れても、市県レベルの動員(研修会・講習会・総会などなど)となるとねえ….。PTAが嫌われるのもそこだよね。
前置きが長くなりました。
そのような誰もやりたがらないけど誰かがやらねばならないお役目を背負う中で、少しでも疲弊せずに続けるために私が心がけているコツと工夫がいくつかあります。
なんといっても最初が肝心。
少なくとも最初の1年は集まりごとはとにかく全て出席すること、知らない人ばかりの集団に出て行くのはほんっっっとに嫌だけど、ここは我慢。
ワンサイクル終わる頃には、メンバーの人間関係(お姉様方の力関係の把握はかなり重要ですわよ)も見えてくるし、集まりごとの出席・欠席の重さがわかってきます。
「いつもちゃんと参加する人」認定されてしまえば、事情に応じて「今回はちょっとゴメンね」ができるようになってグッと気持ちが楽になります。
「肝心な時に居ない人」になると気まずい…(その手を使ってメンバーからフェイドアウトするツワモノもいるけど)。
あとは、組織の中の〇〇委員のような割り当てがある場合は、遠慮せずに少しでも自分の興味関心の持てるものに手をあげましょう!不慣れな新人には「希望はある?」って先に選ばせてくれることが多いです。
研修講演の企画・広報・文化系イベント担当・運動系イベント担当など、組織ごとに様々とは思いますが、私は大抵「広報」に参加してますよ。
もともと文章を読んだり書いたりするのは苦にならないタチなせいか、編集・校正的な仕事が楽しくなっちゃってこんな本も購入(笑)。
校正記号の使い方: タテ組・ヨコ組・欧文組
断りきれずに受けてしまうボランティア的お役目ですが、後ろ向きな気持ちだとますます億劫で辛くなる一方。
「タダでいろいろ経験させてもらっちゃうもんね〜」と図々しく利用するくらいの気持ちでできるだけ前向きに行くしかないのだ!
こういう役割ってぶっちゃけ行政の下請けですから、行政がらみの情報が耳に入ってきたり、普段感じている疑問を役所の方(時には首長さんに直接)にぶつけられる場があったりと、お役目避けてばかりいるとわからないメリットもあるのです。
話は少し逸れますが、現在進行中の義父の自分史作成作業。
体裁を整えているうちに疑問点がどんどん湧いてきて、ネットでいちいち調べるのも面倒なのでこんな本を購入しました。
原稿編集ル-ルブック: 原稿を整理するポイント
日本語表記ル-ルブック
文字の組方ル-ルブック (タテ組編)
広報委員の作業にも絶対役立つはずだからと、ブラックフライデーの買物ついでに3冊まとめてポチッと。
うすっぺらくてちょっとしたパンフレット程度にしか見えないけど、素人が「編集」的な世界に足を突っ込むには最適なハンドブックです。
今まであやふやなままやり過ごしてきたことが明確に説明してあって勉強になることこの上なし。これが1冊500円とはありがたすぎるわ〜。
#自治会役員
#地域の仕事
#地域のボランティア
コメント
おおお〜〜〜!!!
貴重なアドバイスありがとうございます!!!
こういう具体的なアドバイスが本当に嬉しい♡
一年目は集まりごとはとにかく全て出席ですね。
うわっ、きついけどしょうがないですよね〜(滝汗)右も左もわからないのでついていくしかない。。。
興味のあるものに手を挙げる、、、そんな場面もあるのかしら???
>「タダでいろいろ経験させてもらっちゃうもんね〜」と図々しく利用するくらいの気持ちでできるだけ前向きに行くしかないのだ!
はい!肝に銘じます!!!
アンサートピックを本当にありがとうです!!!
グリコさま
地域のお役目問題、いろいろ考えさせられますよね。
自治体によって事情は様々かとは思いますが、昭和感たっぷりな考え方がたくさん残っていて「時代に合わせて少しアップデートしようよ〜」と思うこともしばしば。
こうなったらきちんと活動してモノ申せる立場になるのもひとつの手かも…と最近では思うようになってきました。
お互いに、自分も大事にしながらボチボチのご奉公生活でいきましょう!