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ボーナス支給のニュースを見て思うこと

世の中ボーナスシーズンですね。


都道府県職員の平均支給額が70〜90万円などと報じられています。
1回にポーーーン!とそんな大金が入るんですね….。はあ〜。

零細個人事業の我家にはボーナスなんてまったく縁のない話。それどころか年末は出費がかさむことかさむこと!

量販店やデパートではボーナス商戦真っ盛り。プチぜいたくだの自分へのご褒美だの、聞いているとため息ばかり出てきてしまいます。


私はかつて民間企業に勤めていたのですが、出産をきっかけに退職しました。

雇用機会均等法が始まって数年後のバブル真っ盛りに入社した世代ですから、仕事内容も給料も男性並み。

それなりにお給料もいただき、昇給も順調な時代を味わってきました。

でも、家庭や子どもを持って周りの男性陣達と同じように仕事をすることが出来るのだろうかと考えた時、両立どころか共倒れになることしか想像できなかったのです。

子どもが学校から帰ってきた時に、お母さんが家にいないというのも昭和世代の私には抵抗があって、結局はオットと共に自営業をしていくことを選んだわけです。


同期入社元同僚の年収やボーナスを想像すると、あの時に退職したことを後悔する気持ちもありますが、仮にその仕事を続けていたとしても今のような平和な家族関係を保てていたかどうかは分からないし、健康を害していたかもしれません。

お金は大事ですが、それと引き換えにもっと大切な物を失っていた可能性もあります。

人生の分岐点について考える時、ふたつの人生を同時に比べてみることは決してできないわけですから、どちらがが正解かは結局自分でも分かりません。

ないものねだりはせずに、今の幸せに感謝して過ごさなくてはいけませんね!