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ギブアップした本2冊



密かに楽しみにしているNHK-FMのクラシック(?)番組『クラシックの迷宮』。私はもっぱら月曜日の朝10:00〜の再放送を楽しみにしています。


案内役は片山杜秀さん。この番組のおもしろさはなんといっても、クラシックという枠にとらわれずその日のテーマに合わせてポップスや歌謡曲・民謡・演歌・アニソンなどなど、様々なジャンルの名曲が紹介されるところにあります。

NHKの番組紹介に

音楽評論家の片山杜秀が、驚異的な博覧強記を武器に、古今東西の名曲を独創的な視点で自在に論じる音楽番組。初心者からマニアまで、全てのクラシック音楽ファンの欲求を満足させる、濃密な60分です。


とあるように、この片山節あっての番組。氏のまじめな声と話し方で、いきなり突拍子もない方向の話が出てきたり、突然鍵盤ハーモニカを用いた解説が出てきたり、その博識ぶりには驚かされます。その膨大な知識を背景とした立て板に水のような語りを聞いていると時間を忘れてしまうほど。

wikipediaによれば、肩書きは『政治学者・音楽評論家』となっています。ご専門は政治思想史ということですが、音楽雑誌に執筆したり、新聞の音楽評を書いたりと、私の中では『音楽評論家』としてのイメージしかありませんでした。


ふと思い立って、図書館で片山さんの著書を探してみると何冊か所蔵があったので借りてみることに。

『近代日本の右翼思想」は代表的な著書なのでしょうか、ネットで片山氏のことを調べようとするとあちらこちらでタイトルを目にしました。『日本思想という病』のほうは、複数の思想家がそれぞれの立場から論じたものを編んだものです。


いや〜、どちらも私には難しくて…。時間がないというよりは、読む気が続かなくてギブアップ。



音楽が絡んだ著作の方がまだ読めるかなあ…。













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