書評で紹介されていたのだったか、ベストセラーにつられたのだったか忘れたけど、図書館で予約して半年以上待って読みました。
モデルケースが大企業勤めご夫婦なのかな、自営業でカツカツの生活を送る私には何の参考にもならず。厚生年金受給ご夫婦なら参考になることも多いかも。
でも60才定年後さらに働き続ければ不安解消、なんて当たり前。多くの方が年金を貰える65才までなんとか職を確保しようと考えていますよね。
30分くらいで読み終わってその日の内に返却してしまいました。
今後のお金のことを考え始めたのをきっかけに、ちょいと投資の勉強をしてみようとこんな本を借りてきました。
さすがにこの低金利時代。大した資金があるわけではないけれど、インフレ率を考えたらその僅かな持ち金が目減りしてるわけですから多少のリスクをとってでも増やす努力をしなくてはね。
こちらは投資に関する仕組みや用語をとてもわかりやすく解説してくれている本。特に投資礼賛というわけでもなく、かといって
『素人は手を出すな!』と脅すわけでもなく、投資信託とは何ぞや?ということがとっても分かりやすく書かれた教科書的な本。
山のようにある商品について、資料のどこをどう読むと自分に合った運用ができるのかや何種類もある手数料のことなど、ネットで調べてもよく分からなかったモヤモヤした疑問が自分なりに整理されました。
うーん、これは『脅す系』。手数料の数字等がちょっと古いのか、一部の商品の特徴だけを取り上げて危険なケースを強調し過ぎているように感じました。
来年から『積立NISA』が始まるということで、遅ればせながら現行のNISAについてお勉強。
『収益分の税金が安くなるっていっても5年間だけでしょ?』くらいの知識しかなかったので、銀行でチラシ等を目にしても全く興味が湧かなかったのですが、これは利用しない手はないですね。
政府が庶民のタンス預金を投資市場へ引っ張り出そうと、税制で優遇するよ〜!と一般人の注目を集めながらもギャンブル的な投資行動には向かない仕組みになっているようです。
来年から始まる『積立NISA』は、さらに初心者へのハードルを下げて若者に長期的な資産運用を促すようなものとなっていることもわかってきました。
このように、いろいろな方向から書かれた本を一度に読みたいとき、そして一度読んで理解してしまえばすぐに必要なくなってしまうような本というのは、購入する意欲があまりわかないので図書館で借りられるのはとても有り難いことです。