シフのバッハ。
現代一のバッハ弾きと言われる方ですから私ごときが何もコメントすることはありませんが、この自然で透明感のある演奏には本当に心が洗われる思いがします。
モダンピアノを使っていながら大袈裟な味付けは全くなし。それでいて強弱やペダルの使い方には細心の注意が払われているのを感じます。
J.S.Bach – French Suites
平均率の動画は2017年のプロムスでの演奏。(平均率の動画はyoutubeで見られなくなっていました。)
フランス組曲は不明。
それにしても全て暗譜ですよ。
この大曲がマエストロの頭の中にどのように納まっているのか本当に不思議。
全ての楽譜の情景が写真集のように写っているのか、頭の中で鳴っている音楽を指が追いかけているのか、それとも完全に指の赴くままなのか…..。
ペライアの新譜があまり出なくて寂しいので、今年はシフの演奏を集めてみようかな。