今年度最後の小学校でのよみきかせが終わりました。
かなり大人っぽくなってきた女の子とまだまだガキンチョの男の子。4年生も終盤となると、その差がぐっと広がるような気がします。
かなり精神年齢が離れているだろう男子と女子、どちらにも喜んでもらいたくてかなりテイストの違う2冊をえらびました。
『はくぶつかんのよる』は深いブルーを基調にした絵がとても素敵で、いつか読みたいと思っていた本です。
このクラスが秋の遠足で自然博物館に行ったことはリサーチ済みですが、あえて『遠足はどこへ行ったの?』という質問をしてみました。
博物館の思い出を口々に叫ぶ男子。
そのときのワクワクする気持ちを思い出してもらって導入はバッチリ。
ちょっと大人っぽい女子のほうが気に入ってくれるかな、という予想に反して、いつもは落ち着きの無い男子たちも吸い込まれるように聴いてくれました。
しまった!と思ったのは、文字が小さい上に判型が横長だったこと。
近眼のメガネでは手前の文字が読めないのですよ。かといってメガネを外してしまうと今度は遠い側のページの文字が見えない…。
前にもそんなことがあったのに、すっかり忘れていましたよ。
次の『ばけねこぞろぞろ』は絵が面白くて選びました。
妖怪系は男子が好きだからね。
でもね、私の読み方が悪かったのか、反応が今ひとつでした。
ストーリーの流れ、ことばのリズムがどうも自分の中に落ちてこなくて消化不良。
たくさん出てくる化け猫は面白いんだけどね。よみきかせよりは近くで見る方が楽しかったかも。