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子どもの読書と『今月の本』その後。

  
  
最近ブログに登場することがなくなってしまった我家の『今月の本』
  
  
親の口出しなしに好きな本を1冊選んで購入できるという、下の子の毎月のお楽しみです。
  
  
小学生の頃はどうということのない絵本ばかりでしたから、あまり気にせずブログで公開していたのですが最近は公開を控えるようになりました。
  
  
  
というのも、読書傾向というのは『内心の自由』という観点から重要なプライバシー。

   
公共図書館のスタッフは、誰がどのような本を借りている(いた)かはもちろんのこと、いつ図書館を利用したなどという一切について口外しません。

   
カウンターで貸出返却の手続きをする際や書庫から出してきた本を依頼者に手渡す時など、本のタイトルが他の人にわからないようにさりげなく気を遣ってくれているんです。
  
  
  
  
司書の勉強をするようになってから意識するようになったことではありますが、自分の子どもに対してもそろそろ気を遣う時期がきていると感じたので、不特定多数の方が読む場所での公開はやめることにしました。
  
  
本人も、以前は私がブログに書くことを楽しみにしていたようで『今月の本のこと書いた?書いたら見せてね』などと言っていましたが、最近は言わなくなりましたしね。
  
  
ティーンエイジャーとなった今でも選ぶ本は相変わらず他愛のないものですし、今のところ親に対してはまだまだオープンな一方で、クラスメイトなどに対しては誰にでもオープンというわけではないようです。
  
  
朝読書用に持って行く本には必ずカバーをかけていきますし、『学校で「何読んでいるの?」って聞かれるのイヤなんだよね。だから自分も聞かないことにしてるんだ』とも言っていました。
  
  
  
だんだん自分の世界を持つようになり、親に対しても何を読んでいるのか知られるのは気恥ずかしいと感じる日がくるのでしょうね。
  
  
  
  
  
  
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