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凶悪事件の加害者が身近な人だったら…【読書メモ】

映画は見ていませんが、原作をブックオフで入手。



薬丸岳という人の小説をもっと読んでみたくなったので、同じく少年犯罪がテーマのこちらも。


どちらも話の設定としてはありそうでなさそうな、なさそうでありそうなビミョーなところ。

事実は小説より奇なりというくらいですから、ビックリさせられるのは現実社会で起きている事件の方が多いのかも。


設定はどうあれ、犯罪を犯した本人よりむしろ身近な人の苦悩を描いたところに現実味を感じます。

小説ですから結末はかすかな希望を持たせるような結末にはなっていますが、実際こんなことが起きたら自分がどう振る舞うのか全く想像がつきません。



読後感を書きながら、自分はリアリティがある小説は苦手なんだと気が付きました。

登場人物に自分を重ねるうちに、『結局は作り話だよね』と思っちゃう。

いっそノンフィクションのほうが受け止めやすいというか…。


『なら読むなよ!』って話になっちゃいますけどね。

コメント

  1. ふたば より:

    LEEちゃんおはよう!
    お久しぶりですね~
    朝晩のホテルの仕事もシーズンに入り日に日に増え、家事や家業の方もあり毎日あっという間に過ぎていき、ちょっと恐くなります。
    でも春夏は特に問題なく都会で仕事しているようだし、ホテルの仕事も若いママたちや顔見知りのお母さんなどと楽しく働かせてもらっているので充実していると言えば充実しているのかな?でも下の子の進学のこと考えると焦りますが・・・

    薬丸岳さん私も一時凝りました。
    昔少年犯罪をテーマにした薬丸岳さん原作のドラマをやっていてその時少しはまりまして、リアリティーがあって展開が早かったので面白かった。
    でも読んだ後やはり暗い気持ちも残り、あまり続けて読まない方が良いような気もしました。
    あとは、東野圭吾さんの有名な被告の家族が背負う贖罪をテーマにした「手紙」は映画も本も」何度も見て泣きました。
    最近は20代くらいの男性の、訳のわからん犯罪が多くて、なんだか人ごとじゃないなとも思いますが、信じるしかありませんね。
    女の子は心配だよね。
    何気なく見守っていきましょうね~