5月から続いている我家の『今月の展示』
夏休み中の下の子が選んだのはこの本でした。
おすすめコメントがないのが残念。
実は『この文章ちょっと(文法的に)おかしいよ』と何気なく私が言ったものだから、写真におさめる前に外されちゃったのです。
余計なことを言ってゴメンよ…。
この本は『どろんこハリー』と同じくジーン・ジオンとマーガレット・ブロイ・グレアムのコンビによる絵本。
お父さんの仕事の都合で夏休みにどこへも出かけられない少年が、バカンスで家を留守にするご近所さんの鉢植えを預かりお駄賃を稼ぐ話。
もともとお世話上手な彼のおかげで、植物は夏の間にどんどん育ち家の中はジャングルに。
あまりに茂った植物をなんとかしようと図書館で育て方の本を借り、道具を揃えて上手に剪定作業をしてあげたうえに切り落とした枝を挿し木までしてしまうのです。
長いバカンスから戻ってきた『お客さん』からはお駄賃をいただいた上に大変感謝されるという何とも素敵なお話。
夏休み前のよみきかせにぴったりな絵本で私も大好きです。
色数は少なく素朴なタッチの絵で構成されているのに、登場人物やたくさんの鉢植えが生き生きとしているんですよね。
主人公の家庭の中に登場する犬がちょっとハリーと似ていて、『どろんこハリー』と作者が同じだと気づいた子どもはご満悦でした。