『荻上チキ x ヨシタケシンスケ』コンビの連載が『暮らしの手帖』に掲載されているというのを知りました。
こりゃ面白くないわけがない!とばかりに、暮しの手帖社のWEBサイトを検索。
『みらいめがね』というタイトルで、2016年6-7月号(第4世紀82号)から連載が始まったようです。
ブログの紹介記事によれば
新連載「みらいめがね」は、様々な分野で活躍中の若手評論家、荻上チキさんに社会の出来事や変化をわかりやすく書いていただくエッセイ。
独特の視線で描かれたヨシタケシンスケさんのイラストと合わせて2倍楽しめます。
早速82〜84号の3冊を図書館でリクエスト。
第1回:「女の子の生き方」 (82号)
第2回:「誰もが笑いあえる社会」 (83号)
第3回:「人生病、リハビリ中」 (84号)
毎回4ページと結構なボリュームがあり、そのテーマの背景も含めて書かれているので結構読み応えがあります。
3回分しか読んではいないのですが、共通して感じるのは『お互いに尊重し合って、それぞれのペースで気持ち良く生きていけたらいいよね』ということ。
読者を煽ったり誤解を招いたりしないよう慎重に言葉を選びながらも思うところをストレートに書き綴っている感じで、読んでいてとても気持ちのよいエッセイです。
3段組み紙面のうちの1段分を占めるヨシタケシンスケさんのイラストも、単なる添え物ではなく荻上さんの文章の良いところをより輝かせているとでもいうのかな、押し付けがましいところがなくて、ほのぼのとした中に大切なメッセージが隠されている感じがして大好き。
この連載『みらいめがね』は現在も継続中なので、少しずつ読んでいこうと思います。