仕事が暇だとロクなこと考えない自営業妻でございます。
「さっさと『図書館文化史』のレポートを書いてしまえー!!」
と自分にツッコミをいれつつも、PCの前に座っているとついつい為替レートや株価をチェックしてしまいます。
個別株を持っているわけではないのですが、NYダウや日経平均の動きは投資信託の基準価額に影響するので気にせずにはいられない。
為替も、指値売買の仕組みがあるのだからそれを利用すればよいだけなのにね….。イカンイカン。
仕事が少なくなると『やっぱり外に稼ぎに出るか〜』という気持ちもむくむくと湧いてくるし、かといってそうすぐに都合の良いパートが見つかるわけでもなし…。
そうなってくると家に居ながらにして手持資金を少しでも増やそうじゃないかと、研究に余念がなくなってしまうわけです。
今日は、このところ気になっている『ソーシャルレンディング(SL)』について、いろいろと思案を巡らせていました。
『ソーシャルレンディング』というのは事業に必要な資金を大勢の投資家から募り貸し付けるシステム。
クラウドファンディングと同じようなものですが、出したお金へのリターンはモノや体験ではなく分配金。
会社や案件にもよりますが5%〜10%ぐらいのリターンを予定しているものが目につきます。
投資案件を自分で選ぶことができ少額から投資できる上に利回りが良いので、20〜40代の若い方を中心に人気が出ているようですね。
もちろんリターンが良いからにはリスクも覚悟。リスクという点では株や投信も同じですけど、SLは事業者に資金を貸付けその利息で儲ける仕組みですから「貸し倒れ → 回収不能」という自分ではどうしようもないアクシデントに見舞われる可能性もあるのです。
まともな事業な銀行から借りれば良いわけで、銀行から借り入れできないような事業者に貸し付けるなんて危なすぎない!?と誰もが思いますよね。私もそう思います。
投資家のそんな不安を払拭するために、審査内容を公開したり過去の実績を大きく宣伝したり、各社その説明には工夫をしているので興味のある方は是非読んで見てください。
SBIグループの『SBISL』
業界最大手『maneo』
証券会社が運営する『CrowdBank』
サイトのトップページには、延滞発生の情報も上がっているのでビビリの私なんかは『やっぱり高利回り投資って怖いわ〜』と一気に震え上がってしまいます。
投資家の皆さんのブログなど読んでいると良い話に気をとられがちですが、延滞発生の他にも不祥事で金融庁から注意を受けるようなこともあったりと若い業界ならではの不安定さもあるようです。
世間から注目を浴びるようになり、業界全体として襟を正すような流れになってくると良いのですが…。
投資案件として一番多い不動産や太陽光発電、風力発電の盛り上がりもちょっと翳りを覗かせているような気がするので、自分がどの程度のリターンに対しどの程度のリスクなら受け入れることができるのかは慎重に考えないといけないですね。