ちょっと思い出したことがあったので、しつこく自営業(というか個人事業主)のお金事情について追加投稿です。
ひとくちに自営業と言ってもきちんとした会社組織となっていて、経営者にも一定の給料を払えるケースもあれば、請負で仕事をする一人親方や我家のように家族だけで細々と経営している事業者もあります。
家計相談のサイトで、若い奥様からの相談を読んだことがあります。
内容から想像するに請負の一人親方だと思うのですが、月によって収入が違うし、入金のタイミングも月によってバラバラ。自前で仕事で使う道具を買った時は支出が大きくなってしまい、どのように家計をやりくりしたらよいのかわからない…という相談でした。
回答はあまり的を得てなかったなあ。多分給与所得者しか想定できていないのね。
このようなケースは自営業者と考えて帳簿を付け確定申告する方が良いのではないかと私は感じました。
請負だと自前で道具を用意したり、そのメンテナンスや消耗品の費用が結構バカにならない。現場まで自分の車で行ったりすることも多いからガソリン代などの交通費も経費として計上したいところです。
ましてや会社は支払時の源泉徴収するのみで、年末調整をしてくれない場合はなおさら確定申告したほうがお得。
この相談の文面からだけでは給与が源泉徴収されているのかや、社会保険のこと、年末調整は会社でやってくれているのかなどの詳細がわからないけれど、経費は経費、所得は所得としてはっきりさせた方が家計を預かる方の精神衛生上も良いと思うのよね。
2018年の会計年度が終わり、もうすぐ確定申告の時期がやってきます。
12月分の買掛やクレジットカード利用分を記帳したら事業と家計の全体像が明らかになります。
サラリーマンと違って所得税は年度末にまとめ払い。今年度分がいくらになるのかドキドキだわ。