「美しい知の遺産 世界の図書館」、「世界の夢の図書館」に続いて「世界の美しい図書館」がやっと手元に届きました。
ずっしりと重い前述の2冊に比べると、サイズが15cmx15cmとコンパクトで軽い!
見開きに1館が紹介されており、それぞれに簡単な説明がついています。
巻末には「美しい知の遺産 世界の図書館」の内容をうんと短くまとめたような、図書館の歴史が簡単に記載されています。
掲載されている図書館そのものは上の2冊とかなり重なっていますが、大きな違いは日本の館が紹介されていること。「国際こども図書館」「大阪府立中之島図書館」「国際教養大学図書館」をはじめとして10館ほどが紹介されています。
ひとつ残念なのは紙面が小さいために写真がつまらなくなってしまっていること。前述の2冊がまるで美術書のようなのに比べ、こちらはハンディサイズのガイドブックといった感じ。また各館の紹介文が簡単すぎて、読んでいてわくわくするとか勉強になるということは期待しないほうが良さそう。
ガイドブックとして気軽に手にとったり、持ち歩いたりというにはぴったりだと思います。